リフォーム用語集 ら行
ライフステージ
人の生涯を少年期、青年期、壮年期などに区切ったそれぞれの段階を指す。家族構成、支出などはそれぞれのステージで変化するので、あらかじめそれを見込んだ人生設計やマイホーム計画、ローン返済計画が不可欠となります。
リノベーション
既存の建物に大規模な改修工事を加え、用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりすること。具体的には、耐震・耐久性、耐火性、安全性などを向上させたり、冷暖房費などの省エネルギーの実現のために行われます。
リフォーム
居住空間を、これまでより快適な形に増築、改築、修理、修繕すること。増築や間取り変更など居住スペースを大規模に変更するものから、室内の模様替えまでを広く「リフォーム」と呼んでいます。もっとも水漏れの修理や、建具・水栓金具の修理・交換などといったレベルのものは「小修繕」と呼び、リフォーム工事とは区別するケースが一般的です。
ローコスト住宅
一般的には、低価格で販売または建築された住宅のことを指します。ただし、「低価格」の定義により、その示す内容はさまざまです。例えば、坪単価で考えると、住宅の価格そのものが安い場合でも、面積が小さい場合は高額になり、面積の大きな家の方が坪単価は小さくなる場合があります。また、住宅のライフサイクルコスト(生涯コスト)まで考えると、当初の価格は安くても、その後の維持・メンテナンスなどに費用がかかり、トータルでは高額になってしまうことも考えられます。
陸屋根
ほとんど傾斜のない平らな屋根のこと。ビルやマンションに用いられることが多く、屋上庭園などを設けることもできます。「陸」とは、水平、平坦を表す用語です。
廊下
「廊下」とは、部屋と部屋、或いは建物と建物を繋ぐ連絡用の細い通路を指します。
建物間を接続する場合は「渡り廊下」と呼ばれ、建物・中庭を取り囲むように造られたものは「回廊」と呼ばれます。
廊下は 「廊架」から転じたという説もありますが、本当の所は明確ではありません。
「廊架」の「架」の字は、「掛け渡すとか組立てる」の意があります。
「廊」の字だけでは「ろうか、わたどの」などの意味で「下」を必ずしもなくてよいような感じです。
建築の世界での廊下は、「中廊下」と「片廊下」の二種類が代表的です。
「中廊下」は廊下の両側に部屋がある廊下の事で、当然、外気に接する窓などがなく昼間でも照明がいるような暗さが出来ます。
病院やホテル、大きな事務所ビルなどによくみかけます。
「片廊下」の代表的な建物はマンションや文化住宅などの共同住宅の廊下です。
廊下に面して何軒もの部屋が並んでいて、マンションや文化住宅などの共同住宅の場合は廊下自体は囲いがなく直接外気に面しています。
これを「開放廊下」と言います。
また、住宅の廊下は、階段の幅と同じ七五p以上を建築基準法では要求しています。しかし、実際の廊下の巾はもっと広いのが望ましいでしょう。