リフォームなら神戸の【アクトコーポレーション】

リフォームなら神戸の【アクト】

神戸のリフォーム >バリアフリーリフォーム

神戸のリフォーム
メニュー

リフォーム神戸 資産を高めるリフォーム


リフォーム神戸 高齢者とそのご家族が
住みやすい
バリアフリーリフォーム

神戸のリフォーム計画


リフォーム神戸 中古住宅購入Q&A


リフォーム神戸 資金計画Q&A

神戸のリフォーム
お役立ち情報


リフォーム神戸 見積もりの考え方


リフォーム神戸 リフォーム業者の選び方


リフォーム神戸 施工事例(お客様の声)


リフォーム神戸 リフォーム用語集

神戸のリフォーム会社
アクトについて


リフォーム神戸 会社概要


リフォーム神戸 パートナー紹介


リフォーム神戸 Q&A(よくある質問)


リフォーム神戸 社長の徒然日記(ブログ)


リフォーム神戸 お問い合わせ


リフォーム神戸 リンク


リフォーム神戸 利用規約


リフォーム神戸 免責事項


リフォーム神戸 HOME

リフォーム・神戸 バリアフリーリフォームについての当社の考え方

バリアとは、通行や出入りをはばむ柵や防壁障害物のことをいい、
生活環境において、高齢者や障害者の歩行、住宅などの出入りを妨げる障害がなく、
動きやすい状態・環境の住宅を「バリアフリ−住宅」といいます。

「住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)」では、
「バリアフリー性に関する基準」の技術基準が定められてあります。
参考→http://www.flat35.com/tetsuduki/kijyun/yuryo/barrier.html
(一般の新築住宅(分譲住宅)はほとんどこの基準に則って建てられてあります。)

では住宅金融支援機構の基準で建てられた住宅が完璧な「バリアフリー住宅」なのかといえば、
決してそうとも言い切れません。
「バリアフリー住宅」というのは奥が深く、
そのほかにもいろいろ考え、工夫しなければならないことがあるからです。

ここでみなさんに知っておいて頂きたいことは
「住宅には必ず何らかのバリアがある」ということです。

これから家を新築するのであればかなりの確立でバリアフリー化に出来るのでしょうが、
今の住まいを100%バリアをなくすことは正直不可能なことです。
(ここで言うバリアは、例えば床段差が10oというような中途半端なものではありません。
あくまでも安全面も考慮したうえでのものです。)

しかし言い換えれば、「バリアはなくてはならないもの」とも思われます。
何故なら、バリアがあることによって身体機能の低下を防ぐことができると思うからです。

現在「介護」の究極の目標は介護を必要とする人の「自立」を支援することとされています。
(下記「自立支援の考え方」を参照してください)

この考え方の中には、きびしい言い方かもしれませんが
「介護と言ってなんでもなんでも手を貸せば(助けて)良いのではない」という意味も含んでいます。
少しでも歩けるのなら、甘えてずっと車椅子に座って押してもらうのではなく、
手摺につかまりながらでも少しでも歩きましょうということで、
それが身体能力の低下を防ぎ「自立」へつながっていくということです。

そのように考えると、手摺ひとつ取り付けるにもどこにでも取り付けたらよいのではなく、
安全面を考慮して本当に必要なところ取り付けなければなりませんし、
手摺を利用する人の体格や身体能力を考慮して取り付ける高さなども考えなければなりません。

反対に手摺を適当なところに適当な高さで取り付けてしまうと、
まったく意味のないものになってしまいます。

住宅はそこに住む人が居てこその住宅です。
住んでいる人が変化していけばそれに合わせて住宅環境も変化させなければなりません。

そして身体能力や障害度合は個人によってさまざまであり
バリアフリー工事も「これ」 といったひとつの形が決まっているわけではありません。

私たちは少しでもバリアフリーを理解したいという気持ちから、
「2級ホームヘルパー」と「2級福祉住環境コーディネーター」の資格を取りました。
「神戸市住宅改修助成金」「介護保険」の手続き代行もいたします。

私たちは、ご本人様とそのご家族の意見を尊重し、
じっくりと相談しながらいつまでも安全で快適に暮らしていける住まいづくりを、
一緒に考えていきたいと思っています。

バリアフリーリフォームのご相談はこちら

バリアフリーリフォーム施工事例

玄関・廊下手すり取付工事

取付前 取付後
リフォーム 神戸 リフォーム 神戸 リフォーム 神戸

トイレ手すり取付工事

リフォーム 神戸

「玄関段差解消」スロープ取付工事

取付前 取付後
リフォーム 神戸 リフォーム 神戸 リフォーム 神戸

「トイレ車椅子使用」改修工事

改修前 改修後
リフォーム 神戸 リフォーム 神戸 リフォーム 神戸

<参考>高齢者・障害者の生活環境づくりの基本理念

  1. 自立性の維持・向上、介助力の軽減、安全性の確保を通して、
    生活の継続性が得られる環境づくり。
  2. 生活上の障害に対するニ−ズを確認し、生活全般との調和を考えた環境づくり。
  3. 本人および家族の意見・決定を尊重し、それに基づいた環境づくり。

介護って?

たとえばホームヘルパー。
ホームヘルパーの仕事は、家政婦の仕事とは違います。
「えっ?そうだったの?」と感じられた方は、意外に多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ホームヘルパーの仕事とは、サービスを受ける人たちが自立していただけるように
支援させて頂くことなのです。
福祉や介護は誰でも出来そうなことですので、一番大切な基本の部分の勉強を怠り、
自分の価値観で行う人が非常に多いのです。そしてそこから、誤解が生じてしまうのです。

人間は千差万別です。
子供を教育する時は、概ねその数種類のパターンに当てはめる事ができます。
数種類のパターンがあるものの生きてきた人生がそれぞれ違いますので、
千差万別でひとつのパターンでまとめることは出来ないのです。
例えば味噌汁ひとつとっても、豆腐の味噌汁がお好きな高齢者もいれば、
わかめの味噌汁がお好きな高齢者もいます。濃い口のお好きな老人、薄口のお好きな高齢者。
食の好みだけを見てもそれぞれ違う事は、至極当然のことなのです。

ですから介護を行う人たちには、一体どうしたら正しい介護を行っていけるのかということを、
それぞれのシーンにおいて常に考えていける人材が求められているのです。
介護する側の価値観が入る事は許されないのです。
そして何でもかんでも介護する側の都合でしてしまうことは、介護ではありません。
相手がこうして欲しいと思った時にはじめてやらせていただける。それが本来の介護の意味です。
基本となる理念は自分がされれば嫌な事は決してしないという事です。

「福祉」の意味?

「福祉」という言葉を辞書で引きますと「幸福」とか「生活の安定、充足」
などと書かれてある場合が多いようです。
しかしこの意味は少し的が外れているように感じられるかもしれません。
それよりも「保護」とか「施し」とか助けるという意味の方が
当てはまると感じられるという人も多いのではないでしょうか?
いろいろと一般的に理解されていることは全て間違いではないですが、
何かスッキリしないとの感じがするように思います。

そこでまず、学問的に実践的に福祉の意味について理解していただきたいと考えます。
歴史を見ると学問的に「福祉」という用語は「社会福祉」という
制度やサービスとして発展してきたと考えられますから、
そのような観点から社会福祉をまず理解して福祉の意味を考えたいと思います。

日本では社会福祉という用語が一般化したのは第二次世界大戦後の1946年に制定された
日本国憲法第25条によるといわれています。
そこでは、「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国はすべての生活場面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に
努めなければならない。」とあります。

その後1950年の「社会保障制度に関する勧告」などを通じて、
社会福祉の対象を経済的困窮者や障害者、児童などの社会福祉の学問的、
実践的なとらえ方が今日の一般的な考え方の根本になっています。

しかし欧米の「福祉国家」や「社会サービス」などの考え方や実践が紹介されるにしたがって、
所得、住宅、雇用保険なども広く「社会福祉」あるいは「福祉」の対象として
理解されつつ今日にいたっています。

「福祉」の考え方

戦後まもなくの日本の福祉の考え方は、
敗戦国の特殊な事情があったものの福祉全体を捉えるのではなく、
狭義の福祉としての弱者救済及び経済的困窮者に限定されてきました。
その時の考え方は、個人を尊重するというものではなく、
属性を合せた画一化した介護が一般的でした。
当時の福祉といえばあたり前のように施設収容が当然と考えられていました。
そこには、先程も述べましたが、高齢者を一個人として見ることが出来なかったのです。
しかし、近年本来の人間の価値観がそれぞれ認められる時代になって、
地域、在宅において安心して住める福祉社会の建設が
重要かつ緊急の国家的、社会的課題になってきたのです。
そのような課題はまさに「福祉」の基本的な考え方であります。
人間の幸福や生活の安定・向上を図るという人々の理念に一致するものなのです。

たとえ高齢になろうと何らかの障害や疾病があろうと施設に収容されるのではなく
世間の人々と同じ土俵で暮らしたいと願うのは人間として当然の欲求です。
本人の意思を尊重し、地域社会で自立した生活と自己実現を目指すことが福祉の考え方であり、
個人と環境の不適合を調整する社会的役割や機能が必要となってきました。

人間らしい生活をより積極的に実現化していこうということで、
最近は福祉の実態の変化に伴って基本思想も事後処理的な対応から
人権の尊重・自己実現へという考え方に変化してきています。

「ノーマライゼーション」の考え方

多くの国民は住み慣れた地域でたとえ障害や疾病、高齢であろうと生活を営みたいと考え、
施設に入所しても地域との人的交流やごく当たり前の普通の生活をしたいと
考えるようになってきました。
この考え方を「ノーマライゼーション」といいます。

これが福祉の考え方の基本原点になるのですが、
しかしながら、このように考えられるようになるまでには多くの歴史的な変遷があり、
従来は「福祉」といえば「収容保護」が当然と考えられていました。

第二次世界大戦が終わった後、
デンマークで知的障害者が施設において非人間的な扱いを受けているのを見て、
もうナチスのような収容所はやめさせなければならないと考えられ、
どのような障害があろうと一般の市民と同等の生活と権利が保証されなければならない
という考え方を「ノーマライゼーション」として、デンマークの法律として1959年に成立させました。
その後1960年代にアメリカ合衆国では
大規模収容施設としての「大型コロニー」を批判して脱施設化政策を提唱しました。

このような歴史的な経過の中で福祉先進国を中心に影響を与えたわけで、
わが国も1993年にノーマライゼーションの思想に基づき、「障害者基本法」や、
1995年に策定された「障害者プランノーマライゼーション7ヵ年戦略」により
障害のある人々が社会構成員として地域で共に生活を送れるように、
住まいや活動の場の保障や安全な暮らしの確保と自由な社会参加を可能にしようという
バリアフリーの促進なども踏まえながら、
質の高い生活の実現に向けても施策が展開されつつあります。

またこのような考え方は障害者福祉に限定されること無く、
今では広範囲の福祉の思想として発展しています。

「自立支援」の考え方

戦後間もない頃からしばらくの間は、「人生50年」というのが
わが国の寿命として定説化されていました。
しかし戦後50数年たった今日では、世界における最長寿国となり、「人生80年」といわれています。

そのような長寿国になったのは医学の進歩などによる影響ともいわれ、
評価すべきことでありますが、その反面、少子化などによる家族構成員の減少が起こり、
私的介護力、家族介護力が弱まり、
介護を要する高齢者の問題が社会的問題として浮上してきています。
そのような高齢社会において、高齢者や障害者が意欲的に自らの社会的役割を発見したり、
生活を快適に過ごし、暮らしを創造することが
重要な課題として個人においても社会においても求められてきています。

特に介護問題が浮上する中で、
たとえ介護をうける立場になっても自己実現ということが重視されるようになりました。
介護サービスは、介護を要する高齢者、障害者の意思を尊重し、
その人らしい、自立した生活を送れるように社会が支援することを目標にし、
介護を受ける立場であろうと本人が主役であるということです。

利用者が主体者であるということは、
高齢者、障害者自身が長年の生活習慣や価値観を尊重されながら、
介護サービスや自らの生活のあり方を選択できることを意味しています。
介護を行う家族や関係する団体、企業は自己の判断のみで一方的に指示や命令をしたり
思想やサービス計画などを押し付けることは、「自立」を支援しているとはいえません。

介護、介護サービスに関わる場合は介護を受ける立場である利用者の意思を第一に尊重します。
またそのニーズに基づいて現状を分析し課題を明らかにしながら、
「自立支援」という共通の目標に向かって、介護、介護サービスを行うことに、
「自立支援」の意義が存在することを理解しておかなければなりません。

「リハビリテーション」の考え方

福祉を具体的に進めていくためには国家的な福祉政策が必要であります。
そしてそのためには、実践的なアプローチが必要になってきます。
具体的に実践とはどのようなことでしょうか?
それを考える際、リハビリテーションの考え方について歴史的に、
理論的に理解しておく必要があります。

リハビリテーションのreは「再度」という意味でありhabilitationは「能力の獲得」という意味です。
「再度、能力の獲得」という意味になります。
戦後、わが国に、この「リハビリテーション」の考え方が導入され、
今日では単に医学の世界だけではなく教育や職業、心理面そして福祉の世界でも
リハビリテーションの考え方を実践的に展開しています。

福祉との接点では、戦後間もない時期に多くの傷痍軍人のための機能回復と自立という課題があり
そのような情勢の中で、障害者福祉の分野を中心にリハビリテーションの考え方が浸透し、
この「リハビリテーション」がこの当時は「更正」と訳されて、法に記載されて紹介されたりしました。

こうした当時の時代背景のもとで、日本のリハビリテーションに関する歴史的な経過として、
1972年の世界会議の中でリハビリテーションを単に医学的リハビリテーションだけではなく、
教育的、社会的、心理的、職業的な分野、そしてそれぞれの課題についても明らかにしました。
そして、このような考え方の元に、「総合リハビリテーション」としての視点も明らかにされ、
リハビリテーションを単に機能回復に限定しないで、高齢者、障害者の全人的復権とする考え方が
今日的意味として理解されてきています。

高齢者、障害者の置かれている社会的現状と身体的現状の調整、発達に向けた
専門的援助の展開としてリハビリテーションを社会的に理解するようになってきました。
そのような意味で単に個人の身体機能の回復維持に限定することなく、
場合によれば個人の人間的発達を阻んでいるものが社会の側にあるとすれば、
そのような社会をも変革することも広く社会的リハビリテーションとして考えられてきています。

わが国の戦後の復興は世界の注目を浴び、急速に世界の先進国となりました。
特に経済的発展は評価の対象になると思われる反面、
福祉の面では必ずしも、世界の先進国という評価がなされているとはいえません。
障害者や高齢者が生きやすい、住みやすい社会が形成されているとは
いえない場面が数多くあります。

世界の福祉先進国では、身体的・機能的障害の克服や発達に向けた
リハビリテーションも展開していますが、
社会の様々な障壁を克服し、高齢者、障害者また健常者も共存して生きていける
社会の形成に向けた思想として、リハビリテーションの視点が確立しています。

JAWA「日本地域福祉協会」ホームページ参照