リフォーム用語集 ま行
間取り
家づくりの基本になる「間取り」。
住宅会社が「プランをお作りしましょうか?」と図面を描いた場合、外観を描いた「立面図」が無くても間取りを描いた「平面図」が無いことはありません。
建築士が図面を描くときも、一番最初に描くのが平面図で、立面図や基礎図から描くことはありません。
この「平面図」こそが「間取り」になります。
「間取り」とは一言で言うと部屋の配置のことです。
しかし、この配置を間違うと非常に住みにくい家になってしまいます。
「間取り」という言葉が、いつのころから使われていたのかわかりませんが、「間取り」の「間」はもともと家具や寸法を意味していたそうです。
その昔、日本の庶民が「竪穴式住居」のころも、寝室と食事スペースが分かれていました。
これも「間取り」です。
日本の住居は、平安時代の貴族の住居様式だった「寝殿造り」。
室内に畳を敷き詰め、床の間、違い棚などが付いた「書院造り」。
書院造りに比べ意匠上自由な造りになった「数寄屋造り」と変化を遂げてきました。
「間取り」は人がより快適に暮らせる住まいを探求してきた歴史でもあります。
無垢材
面に張り物をしたり、修正加工したものではない木材のこと。1つの材質でできているものを「むく(無垢)」、あるいは「正物」(しょうもの・しょうぶつ」といいます。
メンテナンス
維持、管理、修理のこと。住宅の耐用年数を延ばし、快適な住み心地を維持するためには、日常の清掃や点検、外壁の塗り替え、老朽化した設備の取り替えが不可欠になります。
木造住宅
特に決まった定義はありませんが、柱や梁などの主要な構造部分が木材でつくられた住宅のことを指す場合が多いです。木造軸組(在来)工法や2×4工法(枠組壁工法)、木質パネル工法など多種多様な工法があります。
モデルハウス
販売促進やPRのために、住宅展示場などに住宅メーカーが建てた自社の製品(住宅)のこと。分譲地内に建てた住宅の1つをモデルハウスとして公開することもあります。 対して、マンションなどの集合住宅では、「モデルルーム」と呼んでいます。
モルタル塗り
一般にセメントや砂、水を練り混ぜたセメントモルタルを「モルタル」といいます。これを外壁などに塗り付けて仕上げる工法をモルタル塗りといいます。一定の厚さ以上のものは、防火構造として認められています。