リフォーム用語集 アルファベットその他
RC工法
鉄筋コンクリート造(Reinforced Concreteの略)のこと。コンクリートを鉄筋で補強した構造材を用いた構造で、引っ張る力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートを一体化させ、強い構造としていています。鉄筋は酸化して錆びるが、コンクリートのアルカリ性によって防ぐことができます。また、鉄筋をコンクリートが覆っているので、火災の熱からも守られ、耐火構造をつくることができます。マンションなどの集合住宅や大規模な公共施設・商業施設などに採用されています。
T型配列
キッチンの天板(ワークトップ)の配置方法の一つ。シンク(流し台)、作業台、コンロ、冷蔵庫などを一列に並べたシンプルな配置方法のこと。キッチンの壁に向かって配置することを「壁付け式配置」「クローズド配置」、ダイニングスペースなどに向けて配置すること(背後の壁面に収納を設置するケースが多い)を「対面式配置」「オープン配置」といいます。
IHクッキングヒーター
電磁誘導の作用により、鍋底うず電流を発生させて、鍋そのものを発熱させる加熱調理器。電磁調理器ともいいます。直接、鍋が熱くなるため、熱効率が良く、立上がリの早さ・強い火力が得られます。また、鍋以外に熱くなるものがなく、また火も使わないので電熱線やガスによる加熱調理器と比べて安全性も高くなっています。掃除のしやすさでも人気。IHとはInduction Heaterの略で電磁誘導加熱のこと。ただしIHクッキングヒーターは、調理時に上昇気流の発生が少ないため、通常の換気扇では十分な換気ができません。そのため上昇気流に似た気流を起こさせるIH専用換気扇が必要となります。またリフォーム時にIHクッキングヒーターを採用する場合は、通常、30アンペアの専用回路を追加するため、メインブレーカーの交換や引込み線のサイズアップ、分電盤の補強などが必要となります。
ISO9001
国際規格ISO9001。国際標準化機構(ISO)の品質保証規格。製品の形状や材質ではなく、工場や事業所の品質管理システムそのものを第三者(審査登録機関)が検査して、品質保証システムが適切に機能していることを保証するもの。
2×4工法
ツーバイフォー工法。北米で生まれた建築工法で、「枠組壁工法」ともいう。躯体を構成する時に、厚さ2インチ×幅4インチの断面の部材を多く使うことから、ツーバイフォー工法(2×4工法)と呼ばれています。軸組工法(在来工法)が躯体を柱や梁で支えるのに対して、ツーバイフォー工法は床や壁、天井といった「面」で躯体を支えるのが特徴。柱のない広い空間が確保でき、耐久性、耐震性に優れ、断熱性も高い。施工が簡単で、工期も比較的短くなっています。